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倉澤クリニック|新宿区、神楽坂、飯田橋、内科、循環器内科、皮膚科

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循環器内科とは

循環器内科は主として心臓及び血管の病気を診る専門科です。
循環器の病気は狭心症、心筋梗塞に代表される虚血性心疾患、解離性大動脈瘤、大動脈瘤破裂、急性肺血栓塞栓症など、診断が遅れると死に直結する病気が少なくありません。また、循環器内科の病気は喫煙、肥満、食事、運動、飲酒などの生活習慣と深い関連があります。さらに糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症などの合併も多いことから内科的な治療にも精通していることが必要です。循環器疾患を診るだけでなく同時に背後にある疾患の治療がより重要になってきます。

当院で受けられる循環器疾患について

循環器疾患には次のようなものがあります。

  • 高血圧
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 不整脈
  • 心臓弁膜症
  • 先天性心疾患
  • 拡張型心筋症
  • 肥大型心筋症
  • 心筋炎
  • 心外膜炎
  • 感染性心内膜炎
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 胸部大動脈瘤
  • 腹部大動脈瘤
  • 下肢閉塞性動脈硬化症
  • 下肢静脈瘤
  • 血栓性静脈炎
  • 解離性大動脈瘤
  • 脈なし病
  • バージャー病
  • レイノー病

何かお困りごとがございましたら、お気軽にご相談下さい。

狭心症

狭心症は心臓を養っている冠状動脈の動脈硬化により起こります。
一般的に冠状動脈内腔の75%以上の狭窄が生じるとその末梢に充分な血液が送られなくなり、労作時の胸痛、胸部絞扼感、左上腕痛、肩痛、背部痛などが生じてきます。一方、こうした労作時に起こる狭心症とは異なり、安静時に起こる狭心症もあります。冠状動脈が何らかの原因で攣縮を起こし、一時的に血流が阻害される現象です。労作は労作型狭心症に似ていますが就寝中、早朝、起床時などの安静時に起こるのが特徴です。労作性狭心症では有意な狭窄が認められた場合には狭窄部に薬剤溶出性ステントを置くのが一般的な治療法です。より重症な場合には冠動脈大動脈のバイパス術が行われます。安静時型狭心症は冠状動脈の攣縮を抑える薬で治療します。

心筋梗塞

急性心筋梗塞は冠状動脈が血栓により閉塞することにより起こります。
血流が途絶えることにより心筋は壊死に陥ってしまいます。強い胸痛、胸部圧迫感、背部痛、心窩部痛などが一般ですが、冷汗、嘔吐などを伴うこともあります。疼痛は数時間に及ぶこともあります。心筋梗塞を疑った場合にはすぐに救急車を呼んで下さい。冠動脈撮影が可能なしかるべき病院に行くことが大切です。治療は閉塞している冠動脈にステントを留置して血流を再開することが基本です。心筋梗塞では時に心室細動を起こします。すぐに電気的除細動が必要です。最近では公共の施設にはAEDと呼ばれる自動体外式除細動器が備えてあります。習熟しておくのも人助けになります。

心不全

心不全には左心不全と右心不全があります。
高齢者では左心室の拡張障害による心不全もあります。一般にはうっ血型心不全と呼ばれ左心室のポンプ機能が減弱し全身に充分な血液を送り出せない状態である左心不全を示すことが多いと思います。この場合には肺に水が溜まった状態ですので、酸素の取り込みが悪く、労作時の息切れ、呼吸困難が見られます。起坐呼吸といって夜間臥位している時に苦しくなり、起き上がってしまう症状も左心不全の代表的症状です。心不全を起こしてくる原因は色々ありますが心臓弁膜症、心筋梗塞、拡張型心筋症などがあります。心不全の診断があった場合にはその原因を明らかにし、的確な治療が必要です。

不整脈

不整脈には頻脈性不整脈と徐脈性不整脈とがあります。
頻脈性不整脈の代表は心房細動、心室細動でしょう。心房細動の怖いところはこれが続くと左心房内に血栓ができ、それが脳に飛ぶと脳塞栓に至ることです。脳塞栓は通常の脳梗塞より大きな梗塞巣を作ってしまいます。梗塞後の出血もさらに脳のダメージを大きくしてしまいます。これを避けるために危険度が高いと判断した場合には血液を固まらせにくくする薬を投与することになります。心室細動は急性心筋梗塞の際にしばしば起こる死に至る不整脈です。すぐにでも電気的除細動が必要です。徐脈性不整脈の代表は完全房室ブロックです。脈拍が30/分前後にもなるため、時には意識消失を起こすこともあり、ペースメーカーの植え込みも必要になります。

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